
令和7年度 懐徳堂古典講座―全6コース―
◆Zoomによるオンライン開催3コース / 対面開催2コース / 前期オンライン開催・後期対面開催1コース
◆受講料
【全8回】会員12,000円・非会員16,000円。
◇オンライン講座・資料郵送代(ご希望の場合、別途以下の料金が必要です)
・8回講座:4,000円(半期2,000円)
・1回講座:500円
※前期のみ・後期のみのご受講も可能です。
※お支払いには、「クレジットカード決済」「コンビニ支払い」「ゆうちょ銀行へのお振込み」が利用できます。
※会員価格でご受講の方は、受講料と合わせて、令和7年度年会費(個人普通会員3,000円、個人賛助会員10,000円)をご納入ください。
※一度お支払いいただいた受講料は、原則として返金できません。
◆Aコース(オンライン)九条兼実の日記『玉葉』を読む―王朝貴族から見た武将たちの横顔―(全8回、月1回開講)
◆Bコース(オンライン) 『日本書紀』舒明紀を読む (全8回、月1回開講)
『日本書紀』を読むシリーズの第5回目。舒明天皇は天智天皇・天武天皇の父親で、後の皇統からみて始祖ともいうべき人物でした。そのため舒明紀の冒頭では、推古天皇の遺言をめぐって、舒明天皇の即位にいたる過程が詳しく描かれています。このほか、有馬温泉・道後温泉への行幸、中国大陸を統一して間もない唐帝国への遣使、九重塔のそびえた百済大寺の造営開始など、注目すべき記事も多々あります。関係史料や考古学的所見にも目配りをしながら、舒明紀の記事をじっくりと読み解いていきます。
4月23日 『日本書紀』舒明紀を読むにあたって(市先生)
5月28日 舒明天皇の温泉行幸(市先生)
6月25日 舒明天皇とその周辺の人々(若井先生)
7月23日 田村皇子と山背大兄王の皇位継承をめぐる争い(若井先生)
9月17日 東アジアの変動と第1回遣唐使(河上先生)
10月22日 留学生のみた隋唐帝国、その文化(河上先生)
11月26日 発掘調査で姿を現した百済大寺(高橋先生)
◆Cコース(オンライン) 懐徳堂の人々―続・懐徳堂人物伝― (全4回、月1回開講)
9月13日 中井甃庵『不問語』を読む(中村先生)
10月11日 中井竹山『草茅危言』を読む(藤居先生)
11月8日 中井履軒と中国古典(草野先生)
12月13日 重建懐徳堂の教授たち―松山直蔵と吉田鋭雄―(竹田先生)
◆Dコース(対面) 黄表紙を読む―山東京伝と蔦屋重三郎― (全8回、月1回開講)
◆Eコース(対面) 親鸞を読む (全8回、月1回開講)
親鸞については、15年ほど前に、古典講座の夏期集中講座で取り上げました。その後、親鸞の伯父に関する新出史料が発見されるなど、研究は着実に進んでいます。また、「鎌倉新仏教」という用語が批判されるなど、鎌倉仏教研究も大きく様変わりしつつあります。これらの研究動向を踏まえながら、親鸞の事績とその思想が鎌倉時代の社会や人々にとって、どういう意味をもっていたのかを、一緒に読み解きたいと思います。
◆Hコース 総合テーマ 変容する能 (全8回、週1回開講)
能楽は七百年近い歴史を持つ伝統芸能です。その歴史の中にはさまざまな転換期がありました。今回は、能楽の歴史を大きく動かしたエポックメーキングな催しに着目して、そこで演じられた能の作品と意味について考えてみたいと思います。
前期の4回は以下のようなことを予定しています。
①今熊野猿楽の『翁』 ②文禄二年禁中能の『松風』 ③寛永十一年仙洞能の『関寺小町』 ④明治十一年青山大宮御所の『正尊』
能楽には、歴史、作者、時代、作風、文辞、音楽、素材などいろいろな面がありますが、今回は、能の基礎をきづいた世阿弥と、その女婿であり岳父世阿弥から多くの教導をうけた金春座の大夫禅竹を、それぞれの作風を作品をとおして考えてみたいと思います。
後期の4回は以下のようなことを予定しています。
①世阿弥の『忠度』と『経正』を読む ②禅竹の『井筒』と『杜若』を読む ③世阿弥の『逢坂物狂』と『蝉丸』を読む ④禅竹の『難波』と『賀茂』を読む
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R7年度懐徳堂古典講座日程表 (19KB) ※開講日・講師等は、都合により休講・変更となる場合があります。 |